【税金が戻ってくる!】TAXリファンドを覚えて韓国旅行をお得に楽しもう

みけねこの毎日
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海外で買い物をする時には外国人旅行者が支払う必要のない税金も買い物額に含まれています。
その税金が還付されるシステムは韓国では3つあります。

ここでポイントなのは「申請ができる」という点です。申請しなければ税金が戻ってこないということになってしまうので、今まで面倒でちゃんとしていなかった方もどうやったら返ってくるのかパターン別に詳しく解説しているのでトライしてみてください!

パターン①即時還付制度があるお店

一番楽なのがこれ。会計時にパスポートを提示するだけでTAXフリーになります。
一度の購入金額が15,000ウォン以上、100万ウォン未満の場合に利用でき、一度の滞在期間につき、合計500万ウォンまでの還付が可能です。一度の購入金額が500万ウォン以上の場合は、事後免税制度を利用すると良いです。

皆さんご存知のオリーブヤングも即時還付制度があります。免税額はレシートに記載されています!
パスポートを見せてお買い物をすると、お会計時にレシートを2枚くれるので、
上に GROBAL TAXFREE と書かれたレシートが免税レシートに免税金額が記載されてるのを確認します。

ただ、お買い物をするときにパスポートを持っていないと即時還付制度を利用できないので注意が必要です。(パスポートのコピーは不可)

オリーブヤング以外には、ロッテ百貨店本店に入店している全店舗、大型マート「emart」、コンビニの「GS25」、今話題のソンスにあるTAMBURINS、ディジーク等がありますが店舗によっては対応していないこともあるので注意してくださいね。

確認したい時は「즉시환급제를 이용할 수 있어요?( チュッシファングッチェルル イヨンハル ス イッソヨ?即時還付制度を利用できますか?)」と聞いてみてください。
でもだいたいは笑顔で無言でパスポート出すだけでしてくれました。お店側も外国人のお客さんが多いのでわかってるんですね。
大丈夫です。自身持ってパスポートを出してください。たいていの店員さんは間違っても親切でした!

パターン②事前免税制度(DUTY FREE)

何にも考えなくていいのがこれ。あらかじめ税金が引かれた商品を買い物できます。いわゆる免税店のことですね。

韓国には新世界免税店、新羅免税店、ロッテ免税店、東和免税店等があります。
免税店に行く予定の方はお得に旅行を楽しんでください。

パターン③事後免税制度(TAX REFUND)

正直面倒でちょっと手間がかかるのがこれ。
買い物した後に、市内や空港で自分で手続きをしたら還付されるのが事後制度。

外国人旅行者が「TAX FREE」と表示されている店で1店舗につき15,000ウォン以上購入した場合、商品代金に含まれる消費税(付加価値税など)を空港や市内専用カウンターでキャッシュバックしてもらうことができます。
購入したその日から3ヶ月以内に未使用・未開封の購入品を携帯して韓国から出国する場合に適用されます。

「事後免税制度」を利用して、還付される場所は市内と空港です。
空港では有人カウンターもしくは自動払い戻し機(KIOSK)のどちらかを選べます。

韓国の市内で先に還付→空港で手続き

市内で還付手続きを行なう場合は購入金額600万ウォン未満までと決められています。それを超える場合は空港で手続きをになります。
また注意事項として、市内で手続きが完了するのではなく、最終的には空港で手続きが必要になります。もし空港で手続きを忘れた場合は、担保として決済したクレジットカードから還付金額+還付金額の15~20%程度が帰国後に引き落とされてしまいます。

キャッシュバックの流れ!
1.15,000以上購入
  パスポートを提示してリファンドチェック(免税書類)をもらう
2.書類に必要事項を記入
  リファンドチェックに名前やパスポート番号などの必要事項を記入
3.市内のリファンドカウンターへ
  指定カウンターでパスポートとリファンドチェック、レシート、
  クレジットカードを提示
4.現金還付 or カード情報登録
  現金還付を希望した場合は、その場で現金(ウォン)の払い戻しを受け、
  還付額+還付額の15~20%の手数料を担保としてクレジットカードで仮決済します。
  クレジットカードの引き落とし口座への還付を希望する場合は、カード情報を登録して
  その場で還付は受けません。
5.空港の税関で申告
  出国時に本人が税関職員に未開封の商品とレシート、パスポートを提示して
  リファンドチェックに輸出証明スタンプを受領。
 ※還付額が75,000ウォン未満の場合は税関での手続きが免除されるためこのステップは飛ばしてOK。
6.空港のリファンドカウンターへ
  搭乗フロアのリファンドカウンターでパスポートをスキャンしてもらい
  出国の認証を受けます
7.クレジットの仮決済取消完了 or 口座へ還付
  最終的に対象物品の国外搬出が確認されると、クレジットカードの仮決済が
  取り消され手続き完了です。
  仮決済の取消タイミングはカード会社によって違います。
   万一、市内で現金還付を受けたのに空港での手続きが完了されない場合は、
   市内のカウンターで仮決済した金額が引き落とされます。
   クレジットカードの引き落とし口座への還付を希望した場合は、
   出国日から3日以内に還付処理がされます。

  

韓国の空港で手続き・還付

空港では購入金額の上限はありません。
リファンドカウンターもしくはKIOSK(キオスク)を利用してキャッシュバックを受け取ることができます。還付金は原則としてウォンによる現金払いです。
リファンドカウンターが営業時間外の場合は、指定のボックスがるので書類を投函すれば決済したクレジットカードの引き落とし口座へ振込みされるので安心してください。

その場合、還付までに時間がかかるので、振込みが確認できるまではレシートと控えを保管しておきましょう。

写真に撮り忘れたんですが、搭乗フロアのリファンドカウンターは私がいった平日の夕方は全然こんでなかったです。

キャッシュバックの流れ!
1~2は前述の「韓国の市内で先に還付」と一緒です!
3.空港の税関で申告
  出国時に本人が税関職員に未開封の商品とレシート、パスポートを提示して
  リファンドチェックに輸出証明スタンプを受領。
 ※還付額が75,000ウォン未満の場合は税関での手続きが免除されるためこのステップは飛ばしてOK。
4.現金キャッシュバック
  搭乗フロアのリファンドカウンターで「リファンドチェック」を提示し現金を受取る。
  万一早朝や深夜でカウンターの営業時間外の場合には、クレジットカード番号を記載して
  専用ポストに投函し、手続き完了。 
5.帰国後、口座に振り込み完了
  後日カードの引き落とし口座に還付されて終了です。

購入品を預け荷物にしたら還付されません。必ず税関で購入品を提示する必要があるからです。
(還付額が75,000ウォン未満の場合は、税関での手続きが免除されるためチェックイン時に預けてしまって大丈夫ですよ)
購入品を預け荷物にしたい場合の手続きは以下の通りです。ちょっとひと手間ですね。

1.航空会社チェックインカウンターに行って予め重量を計る
タックスリファンドを行なう商品を預けることを航空会社のカウンタースタッフに伝えて「手荷物引き換え証」を発行してもらう。
  ここではタックスリファンドを行う商品を含め、スーツケースを預けません
2.税関へ移動してタックスリファンドを申請する
  チェックインカウンターで支持された税関に向かい、タックスリファウンドを
  申請する。搬出確認スタンプをもらったら、スーツケースに商品をいれて税関の
  横にある預け荷物用のベルトコンベアに乗せる。
3.搭乗フロアでキャッシュバックをうける
  登場フロアのリファウンドカウンターでリファウンドチェックを提示して
  払戻しを受ける。


手続きしないで帰国したらどうなる?日本からの手続き

空港で搬出確認スタンプ受領済みの「リファンドチェック」をもらうところまでを済ませていれば、帰国後でも日本からの手続きができます。

運営会社(商品を購入した店舗でもらった「リファンドチェックに記載さえています)に必要な情報をメールで送れば手続きができます。ただ、手続き方法は運営会社よって異なるので必ず確認をしてください。
搬出確認スタンプ受領済みの「リファンドチェック」がない場合は帰国後の手続きはできません。
市内で手続きをしてすでに還付を受けたにも関わらず、空港で搬出確認スタンプをもらい忘れた場合は、担保として決済したクレジットカードから還付金額+還付金額の15~20%が帰国後に引き落とされてしまいます。

そんなことになると悲しいやら悔しいやらになってしまうので、後が面倒にならないようにできれば空港には余裕を持って到着して手続きできるといいですね。
前回、韓国に行った時は空港には2時間前に着いていましたがチェックインも混雑することなくスムーズに行けたので時間の余裕は心の余裕になりますね。早く着いても空港って結構時間つぶせますよ。

※商品購入時に免税手続きを行なわず、「リファンドチェック」をもらわなかった場合は、その後の払い戻し手続きはできないので注意が必要です。

免税制度のよくあるQ&A

Q:クレジットカードで支払っても、タックスリファンドを受けられる?
A:受けられます。その場合、「リファンドチェック」に必ず正確なクレジットカード番号を記載しましょう。また、購入品のレシートは原本を必ず提示しましょう。
韓国語で書かれてるレシートははっきり言って読めないので翻訳アプリがあると便利ですよ。

Q:同じお店で昨日と今日合わせて15,000ウォン以上購入。まとめた金額ではダメ?
A:残念ながら日付が異なる場合はできません。同じ日に数回に分けて会計した場合、「リファンドチェック」を1枚にまとめて発行すれば手続きが可能です。

Q:韓国で払った金額は全てタックスリファンドの対象になる?
A:残念ながらなりません。韓国外に持ち出す商品が対象です。交通費とか食事代などのサービスは含まれていません。

まとめ

初めての人にはなかなか複雑で分かりにくい免税制度ですが、わからなくなったら是非ここを見直してみてください。金額によるけど戻ってきたお金でカフェでお茶するくらいはできそうですよね。

工夫としては事後免税ができるレシートはお財布の中で分けておくなどして後でさっと取り出せるようにしておくと手続き時に慌てなくてすみます。即時還付のレシートとか食べ物のレシートと混ざっちゃうと探すのも一苦労です。

ちなみに私の戻ってきた現金の使い道は、空港でお土産や食べ物を買って使いきってしまうことですが他にも色々な方法があるので詳しい内容はこちらをどうぞ>>>【海外旅行で余った現金はどうしたらいいの!?】お勧め方法3選

それでは皆さん楽しい韓国旅行を!

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