【2025年最新】韓国旅行で知らないと損!空港でTAXリファンド&税金キャッシュバックを受ける方法【実体験レポ】

みけねこトラベル
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海外での買い物には、外国人旅行者が支払う必要のない税金が含まれていることをご存じですか?
韓国では、その税金を還付してもらえる仕組みが3種類あり、適切に「申請」することで、支払った税金を取り戻せます。

しかし、多くの人は「申請方法が分からない」「面倒そう」と感じて、還付を受けられていません。
この記事では、韓国旅行中に使えるTAXリファンドや税金キャッシュバックの仕組みと申請方法を、パターン別にわかりやすく解説します。

これを読めば、面倒な手続きをクリアして、賢くお得に旅行が楽しめるようになりますよ!

パターン①韓国旅行で即時還付制度があるお店

一番楽なのがこれ。会計時にパスポートを提示するだけでTAXフリーになります。

利用条件(2025年最新)
  • 1回あたりの購入金額が 15,000ウォン以上、100万ウォン未満
  • 滞在中の合計還付額は 500万ウォンまで
  • 1店舗での高額購入(500万ウォン以上)は「事後免税制度(空港手続き)」を利用
即時還付対応の主なお店
  • Olive Young(オリーブヤング):多くの店舗で対応。レジでパスポートを提示するだけ
  • ロッテ百貨店本店に入店している全店舗
  • 大型マート「emart」やコンビニ「GS25」
  • ソンスにある「TAMBURINS」や「DASIQUE(ディジーク)」などのコスメ系店舗

⚠️ ただし、店舗によっては即時還付制度に対応していないこともあるため、確認は必要です。
⚠️パスポートの提示は必須!コピーや写真では対応不可なので、忘れずに持ち歩きましょう。
⚠️免税額はレシートに表示され、レシートは2枚渡されます「GLOBALTAXFREE」と書かれた方が免税内容が記載されたものです。しっかり確認しましょう

確認したいときの韓国語フレーズ

즉시환급제를 이용할 수 있어요?
( チュッシファングッチェルル イヨンハル ス イッソヨ?)
「即時還付制度を利用できますか?)」

とはいえ、だいたいは笑顔で無言でパスポート出すだけで手続きしてくれました。韓国のお店の方は外国人旅行者に慣れているので、心配しなくて大丈夫です!
自身持ってパスポートを出してみてください。たいていの店員さんは間違っても親切でした!

即時還付制度は、韓国旅行初心者でも手間なく免税を受けられる制度です。
買い物のたびにパスポートを提示するクセをつけて、賢くTAXリファンドを受け取りましょう!

パターン②免税マークを見逃すな!事前免税制度(DUTY FREE)

何にも考えなくていいのがこれ。あらかじめ税金が引かれた商品を買い物できます。いわゆる免税店のことですね。

事前免税制度(DUTY FREE)の特徴
  • 商品の価格に最初から税金が含まれていない
  • 購入時にパスポートを提示するだけでOK(会計時にチェックされます)
  • 面倒な書類手続きや空港での手続きは不要!
韓国主要の免税店ブランド
  • ロッテ免税店(Lotte Duty Free)
  • 新羅免税店(Shilla Duty Free)
  • 新世界免税店(Shinsegae Duty Free)
  • 東和免税店(Dongwha Duty Free)

これらの免税店はソウル市内や空港にあり、化粧品・ブランド品・お土産などをお得に購入できます
免税店に行く予定の方はお得に旅行を楽しんでくださいね。

パターン③空港で手続きする事後免税制度(TAX REFUND)流れと注意点

正直面倒でちょっと手間がかかるのがこれ。
免税対象のお店で買い物をしたあと、自分で市内や空港で自分で手続きをしたら還付されるのが事後制度。

事後免税制度の基本ルール
  • 対象店舗:「TAX FREE」表示のある店舗
  • 利用条件:1店舗で15,000ウォン以上の買い物
  • 適用期限:購入から3ヶ月以内に、未開封の状態で出国すること
  • 還付方法:市内 or 空港でキャッシュバック  ※空港では有人カウンターもしくは自動払い戻し機(KIOSK)のどちらかを選べます。

●韓国市内で先に還付→空港で手続き

市内で還付手続きを行なう場合は購入金額600万ウォン未満までと決められています。それを超える場合は空港で手続きをになります。
また注意事項として、市内で手続きが完了するのではなく、最終的には空港で手続きが必要になります。もし空港で手続きを忘れた場合は、担保として決済したクレジットカードから還付金額+還付金額の15~20%程度が帰国後に引き落とされてしまいます。

キャッシュバックの流れ!
1.15,000以上購入
  パスポートを提示してリファンドチェック(免税書類)をもらう
2.書類に必要事項を記入
  リファンドチェックに名前やパスポート番号などの必要事項を記入
3.市内のリファンドカウンターへ
  指定カウンターでパスポートとリファンドチェック、レシート、
  クレジットカードを提示
4.現金還付 or カード情報登録
  現金還付を希望した場合は、その場で現金(ウォン)の払い戻しを受け、
  還付額+還付額の15~20%の手数料を担保としてクレジットカードで仮決済します。
  クレジットカードの引き落とし口座への還付を希望する場合は、カード情報を登録して
  その場で還付は受けません。
5.空港の税関で申告
  出国時に本人が税関職員に未開封の商品とレシート、パスポートを提示して
  リファンドチェックに輸出証明スタンプを受領。
 ※還付額が75,000ウォン未満の場合は税関での手続きが免除されるためこのステップは飛ばしてOK。
6.空港のリファンドカウンターへ
  搭乗フロアのリファンドカウンターでパスポートをスキャンしてもらい
  出国の認証を受けます
7.クレジットの仮決済取消完了 or 口座へ還付
  最終的に対象物品の国外搬出が確認されると、クレジットカードの仮決済が
  取り消され手続き完了です。
  仮決済の取消タイミングはカード会社によって違います。
   万一、市内で現金還付を受けたのに空港での手続きが完了されない場合は、
   市内のカウンターで仮決済した金額が引き落とされます。
   クレジットカードの引き落とし口座への還付を希望した場合は、
   出国日から3日以内に還付処理がされます。

  

●韓国の空港で手続き・還付

「市内で時間がない人」や「一括で済ませたい人」向け。空港では、金額の上限なく手続き可能です。
リファンドカウンターもしくはKIOSK(キオスク)を利用してキャッシュバックを受け取ることができます。還付金は原則としてウォンによる現金払いです。
リファンドカウンターが営業時間外の場合は、指定のボックスがるので書類を投函すれば決済したクレジットカードの引き落とし口座へ振込みされるので安心してください。

その場合、還付までに時間がかかるので、振込みが確認できるまではレシートと控えを保管しておきましょう。

写真に撮り忘れたんですが、搭乗フロアのリファンドカウンターは私がいった平日の夕方は全然こんでなかったです。

キャッシュバックの流れ!
1~2は前述の「韓国の市内で先に還付」と一緒です!
3.空港の税関で申告
  出国時に本人が税関職員に未開封の商品とレシート、パスポートを提示して
  リファンドチェックに輸出証明スタンプを受領。
 ※還付額が75,000ウォン未満の場合は税関での手続きが免除されるためこのステップは飛ばしてOK。
4.現金キャッシュバック
  搭乗フロアのリファンドカウンターで「リファンドチェック」を提示し現金を受取る。
  万一早朝や深夜でカウンターの営業時間外の場合には、クレジットカード番号を記載して
  専用ポストに投函し、手続き完了。 
5.帰国後、口座に振り込み完了
  後日カードの引き落とし口座に還付されて終了です。

購入品を預け荷物にしたら還付されません。必ず税関で購入品を提示する必要があるからです。
(還付額が75,000ウォン未満の場合は、税関での手続きが免除されるためチェックイン時に預けてしまって大丈夫ですよ)
購入品を預け荷物にしたい場合の手続きは以下の通りです。ちょっとひと手間ですね。

1.航空会社チェックインカウンターに行って予め重量を計る
タックスリファンドを行なう商品を預けることを航空会社のカウンタースタッフに伝えて「手荷物引き換え証」を発行してもらう。
  ここではタックスリファンドを行う商品を含め、スーツケースを預けません
2.税関へ移動してタックスリファンドを申請する
  チェックインカウンターで支持された税関に向かい、タックスリファウンドを
  申請する。搬出確認スタンプをもらったら、スーツケースに商品をいれて税関の
  横にある預け荷物用のベルトコンベアに乗せる。
3.搭乗フロアでキャッシュバックをうける
  登場フロアのリファウンドカウンターでリファウンドチェックを提示して
  払戻しを受ける。


手続きしないで帰国したらどうなる?日本からTAXリファンド申請はできる?

空港で手続きし忘れた…」
「帰国後でも間に合うのかな?」

そんな不安があっても大丈夫。条件さえ満たしていれば、日本からでも手続き可能です。
空港で搬出確認スタンプ受領済みの「リファンドチェック」をもらうところまでを済ませていれば、帰国後でも日本からの手続きができます。

運営会社(商品を購入した店舗でもらった「リファンドチェックに記載さえています)に必要な情報をメールで送れば手続きができます。ただ、手続き方法は運営会社よって異なるので必ず確認をしてください。
搬出確認スタンプ受領済みの「リファンドチェック」がない場合は帰国後の手続きはできません。
市内で手続きをしてすでに還付を受けたにも関わらず、空港で搬出確認スタンプをもらい忘れた場合は、担保として決済したクレジットカードから還付金額+還付金額の15~20%が帰国後に引き落とされてしまいます。

そんなことになると悲しいやら悔しいやらになってしまうので、後が面倒にならないようにできれば空港には余裕を持って到着して手続きできるといいですね。
前回、韓国に行った時は空港には2時間前に着いていましたがチェックインも混雑することなくスムーズに行けたので時間の余裕は心の余裕になりますね。早く着いても空港って結構時間つぶせますよ。

※商品購入時に免税手続きを行なわず、「リファンドチェック」をもらわなかった場合は、その後の払い戻し手続きはできないので注意が必要です。

韓国旅行のTAXリファンド・免税に関するよくあるQ&A

Q1:クレジットカードで支払っても、タックスリファンドを受けられる?
A:はい、受けられます!
その場合、「リファンドチェック」に必ず正確なクレジットカード番号を記載しましょう。また、購入品のレシートは原本を必ず提示しましょう。
韓国語で書かれてるレシートが読めない人は翻訳アプリがあると便利ですよ。

Q:同じお店で昨日と今日合わせて15,000ウォン以上購入。合算してOK?
A:残念ながら日付が異なる場合はできません。
同じ日に数回に分けて会計した場合、「リファンドチェック」を1枚にまとめて発行すれば手続きが可能です。

Q:韓国で払ったお金、全てタックスリファンドの対象になる?
A:いいえ、全てではありません。
対象となるのは、韓国外に持ち出す「モノ」としての商品だけです。
交通費とか食事代などのサービスは含まれていません。

まとめ:韓国旅行で損しないためにTAXリファンド制度を活用しよう

初めての人にはなかなか複雑で分かりにくい免税制度ですが、わからなくなったら是非ここを見直してみてください。金額によるけど戻ってきたお金でカフェでお茶するくらいはできそうですよね。

ちょっとした工夫で手続きもラクに!
たとえば、事後免税の対象になるレシートはお財布の中で分けておくのがおすすめ。
あとで「即時還付のレシート」や「飲食のレシート」と混ざってしまうと、探すのに手間取ってしまいます。「これはリファンド用!」と分けておくだけで、空港やカウンターで慌てずに済みますよ。

ちなみに私の還付金の使い道は…
私の場合は、帰国直前に空港でお土産や食べ物を買って使いきるのが定番。でも、他にも色々な方法があるので詳しくはこちらも参考にしてみてください!
>>>【海外旅行で余った現金はどうしたらいいの!?】お勧め方法3選

それではみなさん、TAX REFUND制度をしっかり活用して、もっとお得に韓国旅行を楽しんでくださいね!