一級建築士試験がデジタル化?電源なしのサバイバル!建築士デジタル試験に必須の『モバイルバッテリー』選びと当日の緊張感

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一級建築士の学科試験といえば、あの分厚い法令集をいかに素早くめくるか……そんな「アナログの極み」のような光景が当たり前でしたよね。

ところが今、その試験が大きく変わろうとしています。

先日、私は公益財団法人建築技術教育普及センターが主催する「一級建築士試験(学科)のデジタル化に向けた試行試験」に参加してきました 。

令和8年3月に全国7都市で実施されたこの実験 。

「実際のところ、PCで受ける試験ってどうなの?」
「法規はどうやって引くの?」

と、これから受験を控えている方なら、不安と期待が入り混じった気持ちになるはずです。

今回の記事では、守秘義務の関係で試験の「中身(問題)」については一切触れられませんが 、実際に会場に足を運んだ私だからこそ感じた「デジタル試験の理想とシビアな現実」、そして当日飛び出した「嬉しい報酬アップの数字」について、赤裸々にお伝えします。

これから一級建築士を目指す皆さんが、今から「心の準備」をしておくべきヒントが詰まっていますよ!

ちなみに私が1級建築士に合格したのは20年以上前です。試験の知識は薄れても実務経験で乗り切れるはずと淡い期待を胸に抱きノー勉で受けました。かなり真剣に問題を解いたので結果が楽しみです。


【運営事務局・関係者の皆様へ】
本記事は、一級建築士試験のデジタル化に関心を寄せる方への発信を目的としており、募集要項等の公表されている事実に基づき、個人の感想を構成したものです。
規約(守秘義務)を遵守し、試験問題の内容、システムの具体的な仕様、内部情報の開示は一切行っておりません。万が一、記述内容に規約抵触の懸念がございましたら、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。速やかに修正・削除等の対応をさせていただきます。

一級建築士試験がデジタル化?実証実験に潜入して見えた「未来のカタチ」

今回の試行試験の会場は、全国7都市のTKPなどの会議室 。私が向かった会場は定員180名の規模でしたが 、朝の開場時間に到着してみると静かな空気に包まれていました 。

「最新OSのWindows 11 24H2以上」や「AppleシリコンのMac」といった、かなりシビアなPCスペック制限が募集条件だったこともあり 、当日までに環境を整えるのは結構ハードルが高かったです。

試験は9:30の注意事項説明から始まり、終わるのは夕方の17:40 。 お昼休憩を挟むとはいえ、丸一日PC画面と向き合い続ける過酷な戦いです。

20年以上前に合格したきりの私は、「実務経験があるからなんとかなるでしょ!」とノー勉で挑みましたが、その甘い期待はすぐに打ち砕かれました(笑)。

具体的な問題内容はお伝えできませんが、紙の試験とは全く違う「脳の疲れ」が襲ってきます。

  • 画面上で図面を読み解く集中力
  • マウス操作で解答をカチカチ進める指先
  • そして何より、内蔵バッテリーの残量への恐怖!

全5科目を解ききり、17:40に解放された瞬間の脳の疲労感といったら……。
お昼休憩ではスタバへ駆け込んで糖分を補給せずにはいられないほど、魂を削られる1日でした。

【現実の壁】ハイスペックPCと「電源なし」のサバイバル

今回の試行試験で最大のハードルだったのが、持ち込みPCに課された「スペックの壁」です。

募集要項 を見ると、Windowsなら「Windows 11 24H2以上」、Macなら「Appleシリコン(M1チップ以上)」 と、かなり新しめの機種に限定されていました。仕事で古いPCを愛用している方や、Intel搭載モデルのMacを使っている方は、この時点で「参加お断り」状態。

さらに追い打ちをかけるのが、「試験会場の電源は使用不可」 というルールです。 9:30から17:40まで、休憩を除いても計6時間以上 。ノートPCをフル稼働させながら、果たしてバッテリーが持つのか? 画面の明るさを下げ、省エネ設定を駆使しても、不安は拭えません。

そこで私が(半ば震えながら)用意したのが、外付けのモバイルバッテリーです。 募集要項でも「バッテリー容量が50Wh未満のパソコンを使用する場合は、準備を推奨」 とされており、巨大なバッテリーを机に置いていざ試験へ挑戦です。

私が今回、この戦いを生き抜くために選んだ相棒(モバイルバッテリー)がこちら。

これがあったおかげで、バッテリー残量を示す右下のアイコンを二度見する回数が激減し、なんとか試験に集中することができました。これからデジタル試験を検討する方は、勉強と同じくらい「電源の確保」が心の余裕に繋がるかもしれません。

【学科Ⅲの衝撃】電子法令集 vs 紙の法令集。アナログ派の私が感じたこと

一級建築士試験の「法規」といえば、あらかじめ線を引き、インデックスを貼りまくった「マイ法令集」をいかに素早く引くかの勝負ですよね。

しかし、今回の試行試験では「紙の法令集」の持ち込みは一切禁止 。その代わりに提供されたのが「電子法令集」でした 。

具体的な操作画面についてはお話しできませんが、20年以上前に紙の法令集で戦った私からすると、これはもう「別競技」に近い感覚です。

指がページを覚えているようなベテラン受験生ほど、この「デジタルへの脳の切り替え」には慣れが必要だと痛感しました。もし将来的にこの形式が導入されるなら、勉強法そのものを根本から変える必要がありそうです。

逆に最初からデジタルで受験する人にはどんな風に感じるのか聞いてみたいと思いました。

嬉しい誤算!5,000円の報酬が「7,000円」にアップした理由を考察

最後に、ブロガーとして(そして家計を守る主婦として)見逃せない「数字」の話を。

もともとの募集要項では、完遂報酬は5,000円(Amazonギフトカード)とされていました 。交通費や通信費が自己負担 であることを考えると、「丸一日拘束されて5,000円かぁ……」と少し寂しく感じていたのが本音です。

ところが当日、会場での説明で驚きの発表が。

「本日の報酬は7,000円に変更になりました」

なんと、その場で2,000円のアップ!

この増額、単にラッキーというだけでなく、運営側がいかに「実際の試験データ」を喉から手が出るほど欲しがっているか、その切実さが伝わってくる数字でした。

正直、モバイルバッテリーを買ったりマウス用の予備の電池を準備したりそれなりにお金かかってるので報酬は本当にありがたかったです。

まとめ:デジタル試験が変える「建築士試験」の向き合い方

丸一日、慣れないPCでの試験に挑んで感じたのは、「これからは勉強の中身だけでなく、デバイスを使いこなす力も合格への必須条件になる」という強い予感でした。

重いノートPCとモバイルバッテリーを抱えて会場に向かい、17:40に全科目を解ききった時の脳の疲労感は、20年前の紙の試験とはまた違う種類のものでした。まぁ年とったのもあるかもしれませんが(笑)

もし今後、本格的にデジタル化が導入されるなら、受験生の皆さんは以下の3点に今から備えておくのが良さそうです。

  • 「相棒」となるPCのスペック確認:最新OSがサクサク動く環境を整えること。
  • 電源自給自足のスキル:ACアダプタが使えない環境で、数時間の試験を乗り切るバッテリー管理。
  • デジタルならではの解法:電子法令集や、PCに慣れておくこと。

試験問題そのものについては詳しく語れませんが、この「体験」自体が、私にとっては建築士としての新しい視点を得る貴重な機会となりました。

そして何より、帰りにスタバで甘いラテ(帰りも行った)を飲みながら、「予定よりちょっと増えた謝礼(7,000円!)」で何をご褒美に買おうか妄想する時間は、最高に幸せなひとときでした(笑)

一級建築士を目指して日々奮闘している皆さん。道具が変わっても、最後にモノを言うのは皆さんの積み重ねてきた知識と情熱です。

デジタル化という新しい波を恐れず、むしろ「新しいツール」として楽しむくらいの余裕を持って、一緒に一歩ずつ進んでいきましょう!


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