会計ソフトが難しすぎて挫折寸前。そんな私を救った“国税局の無料講習会”体験記1

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会計ソフトがわからなすぎて挫折寸前。そんな私救った“国税局の無料講習会”体験記

確定申告に向けて会計ソフトを導入したはいいものの…

  • 「仕分け?勘定科目?何から手をつければ?」
  • 「入力画面を開いた瞬間、パニック…」
  • 「誰に聞いたらいいの?税理士って頼んでいいの?」


そんな不安でいっぱいだった私。
特に、開業したばかりの頃は、わからないことが“わからない”状態
ちょっと入力ミスしただけで青色申告が通らないのでは?と怖くなったりして、気がつけば何も進んでいませんでした。
ネットや本を読んでもいまいちピンとこず、「やっぱり無理なのかな」と焦りがつのります。

そんなとき見つけた「無料講習会」という救いの場

ある日、「会計ソフト 講習会」と検索してみると、意外にもヒットしたのが国税局が主催する無料講座
しかも、事業を始めたばかりの個人事業主向け

「無料で?しかも国税局?ちょっと怖そうだけど…」

正直、最初はそんな印象でした。
でも、思い切って参加してみたら、「なんでもっと早く来なかったんだろう」と思える場所でした。

第2回目の講習:仕分けってなに?帳簿ってどう書くの?

私が一番悩んでいたのが「仕分けの意味がわからない」ということ。
講習では、簿記を知らない前提で「仕分けとはなにか」「どう記帳するか」を丁寧に教えてくれました。

  • 銀行の通帳での取引がある場合
  • 現金払いで購入したとき
  • 領収書がないときの扱い など…

など、リアルな事例を交えながら、ゆっくり丁寧に進めてくれました。

なによりありがたかったのは、「簿記の知識ゼロでも大丈夫」という前提で教えてくれること。

例題を一緒に進めるスタイルで、周りの参加者も首を縦にふりながら進めていて、
「ここでは“わからない”って言ってもいいんだ」と思えたことが、私にはとても安心でした。

短い時間ですが質問タイムもあり、本やネットでは得られない“安心感”がありました。

第3回目の講習:減価償却・消費税も「聞けばわかる!」

続く第3回は、前回の復習から入り、「減価償却」や「消費税」についての内容でした。

「減価償却」ってなんとなく聞いたことあるけど、正直ちゃんと理解できてなかった私。
でも、講師の方が個人事業主のリアルに寄り添った説明をしてくれて、やっと腑に落ちたんです。

  • 「事業用のパソコンを買ったらどうなる?」
  • 「10万円以上の備品を買った場合の記帳ルール」
  • 「インボイス対応を今から考えるなら?」

という具体的な話に落とし込んで説明してくれたことで、やっと「自分にも関係あることなんだ」と思えるようになりました。

私は今は免税事業者ですが、将来的に収入が増えたらインボイス制度にも向き合わなきゃいけない。
そんな“ちょっと先の未来”の不安に、少しずつ備えられるヒントもありました。

感想:「やっぱり“生の声”って大事だな」

講習が終わって帰るころには、心の中でこうつぶやいていました。

「まだ全部はわからないけど、前より怖くない」

会計や確定申告って、苦手意識を持つ人が多いと思います。私もその一人でした。
でも、知識の壁を超えるために“講習会”というリアルな場を使うのは、ものすごく有効だと実感しました。

何より、「一人じゃない」と思えたのが大きかった。
私が参加した回も、年齢も性別もバラバラな方が10人ほど。
おそらく開業して間もない方が多かったと思います。

その場に集まったみんなの“ちょっと不安そうな顔”が、なぜか心強くて、
「私もこの場で、少しずつでも進んでいいんだ」と思えたんです。

こんな方にこそ、講習会をおすすめしたい

  • 会計ソフトを開いたまま、画面を閉じたくなっている人
  • 本を読んでも「言葉」が難しすぎると感じている人
  • 誰にも相談できず、確定申告が不安な個人事業主さん

「税務署に聞きに行くのは勇気がいるけど、実際の講習会はとてもやさしい雰囲気」でした。
参加費もかからず、必要なのは「参加する決断」だけ。

講習会ってどうやって申し込むの?

私が参加したのは「国税局の無料講習会(個人事業主向け)」です。
内容や申し込み方法は、地域の税務署の公式サイトや「確定申告セミナー」で検索すると見つかることが多いです。

📝 ※「○○税務署 講習会」などで検索してみると、開催日やテーマが出てきます。
📝 ※検索に引っ掛からなくても諦めないで!一度、税務署に問い合わせをしてみてください。

最後に:今つまずいている人に伝えたいこと

もし、あなたが今

  • 会計ソフトが難しすぎて詰んでる
  • 仕分けってなに?帳簿ってどう書くの?
  • 減価償却って何の話?

という状況だったら、この講習会は救いになるかもしれません
一人で抱えこまず、「聞ける場所に行ってみる」ことで、グッと見通しが明るくなりますよ。

私もまだまだこれからですが、この記事が、少しでも誰かの背中をそっと押すきっかけになれたらうれしいです。もしよかったらシェアやコメントで教えてくださいね。


この記事はシリーズ体験記の1つです▶体験記2はこちら

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